8月7日(木)
苫小牧東港〜日勝峠〜帯広 【苫小牧東港 16:40着】
(走行距離170km)

お陰様でオソ起きの朝だったよ。ゆんさんは出発直前まで急ぎの仕事をしていたし、あほくまは出発ぎりぎりにお仕事から帰ったくらいだったから、何時もどおりのバタバタスタートだったんだよ。だからフェリーで睡眠時間の補充をして上陸に備えるのが最近のパターンなんだよ。

すかさず外を見るとドンヨリ曇っているじゃないか!。めったにアタラないYahoo天気予報が今日は当っているじゃないかっ!クッソーッ、イマイマシィ!。顔を洗ってから例によってフォーワードラウンジで朝飯を食べることにしたんだよ。食べている途中でにょろさんとスティードさんからメールが入ってきたんだ。事前にお互い落合えそうだったら1緒にキャンプしようと申合せたので途中経過の報告だったよ。にょろさんはこれから大洗便を変更して新日本海フェリーで北に向かうと連絡してきたんだ。スティードさんは「もうすぐ函館である専門店を開業するのでその前に道内ツーリングするから1緒に合流できれば良いね」という状況だったんだよ。

フォワードキャビンの窓には金属製の覆いが掛けてあって外がまったく見えなかったよ。丁度船員さんが来たので事情を聞いたら、9日辺りに台風が来そうなので、その対策だそうだよ。ついでに別の日本海側のフェリー会社の話をしたところ、このフェリー会社も今では西日本の「Oフェリーが運行している」んだってさ。

ユッタリ遅朝食を取った後、ゆんさんは昨日の雨で濡れた服を洗濯するためにコインランドリーに行ったんだ。てっちゃんは少しだけ船内の様子を見に行ってみたら、昨日のマツケンさんが湯上り姿でラウンジで本を読んでいたんだ。一緒に座って昨日の話の続きをしたんだよ。そのうちにまた少し眠くなってしまったのでフォワードキャビンに戻ってみるとゆんさんはいなかったんだよ。〔その時、お風呂に入ってました:ゆん注〕ベットに戻ってウトウトと2度寝してしまったよ。船内アナウンスで眼が醒めるともう12:00を少し回っていたんだ。

ゆんさんも戻って、今夜の予定を考えて昼食にすることにしたんだよ(いきなり帯広の行き付け食堂のハイライトなんだ)。また食材を持込でフォワードキャビンで今朝の残りを食べたんだよ。その後はダラケタ格好でマッタリ過ごしてしまったよ。3時ころになると車組がソワソワと荷物をまとめ始めたので僕たちもベットに戻って雨対策の支度をしたり下船準備をしたんだよ。船内アナウンスで「定刻より早く、苫小牧東港に到着する」と聞こえたので、ゆんさんとフロントラウンジに向かったんだよ。やはり子供連れと徒歩組が多かったのでやたら賑やかだったよ。

やがて下船が始まりバイク組は案外早く甲板におりられたんだよ。早速降ろしてあった荷物をもう1度積み直して外に出るのを待ったんだ。隣のアメリカンオネーサンはGパンだけで降りようとしていたけど。あれで大丈夫なんかな〜?バイクの下船の番になったので下船して外に出てみると雨は降ってはいなかったけどドンヨリしていていつ降出してもおかしくない空模様だったよ。ゆんさんが準備を完了したんで5時半にいよいよ2003北海道ツーリングがスタートしたんだよ。

でもR235をチョット行くとすぐに雨の洗礼を受けることになっちゃったんだよ。よく止める自販機のところでゆんさんは今回初使用の防水スパッツを着けて再スタートしたんだよ。鵡川で斜めに道道に入ると交通量は1気に少なくなって快適に平取に向けて走ったんだよ。途中で穂別を抜けて割とスンナリ時間短縮ができたよ。平取ではいつも「ニシパの恋人」(日本1美味いトマジュー)を内地に送るのだけど、今回はスタートしたばかりなんで止めておいたんだよ。雨脚は強くなったり弱くなったりで寒かったけど日高まで順調に進んだんだよ。

日高の道の駅でトイレ休憩をしていよいよ日勝峠越えに入ったんだよ。頂上近くになると急に霧が濃くなってきて1気に視界がまったく利かなくなってしまったんだよ。寒さと雨と霧とで最悪のコンディションだよ。峠の頂上を過ぎて下り始めると霧は猛烈に出てきてしまい、辺りも夕闇が迫ってきて真っ暗。もうセンターラインと前の車のテールライトのホノカニ見える赤い灯りを頼りに必死追いかけるので精一杯になってしまったよ。車は80Km位でドンドン走るのだけど、こっちは雨脚が強くなってシールドも見えにくいし、まるで雲の上を降りて行くような恐怖感に襲われたよ。「コワッー!」と何度も思いながら寒さも加わってハンドルを握る手に何故か力がこめられて行くのがわかったよ。サンザンな気分のままやっと緩やかなところに出てホットしたのでね、見慣れた風景になったらそこはもう十勝清水のT字路の手前だったんだよ。バイクを止めて缶コーヒーを飲んで、気持ちを落ち着かせることにした。ゆんさんが「味乃やさんが店を開けて待っていてくれるるんだからTELしておいたほうがいいよ」と言うのでTELしたんだよ。すると、おばさんが出て「そこなからならあと1時間くらいで着くから開けて待っているよ」と言ってくれたんだ。嬉しかったよ。もう少しなんで、とにかく味のやさんまで直行することにしたんだ。やっと帯広駅近くの交差点に来たので駅方面に曲がったけれど見つからないんだ。「えぇ〜!」と思いもう一本東の通りをうろ覚えの住所を頼りに国道側に戻ったらあったよ。良かったよ。

味乃やのみなさんと早速駐車して中を覗くとお店からこちらに懐かしい顔が出てきてくれたんだよ。中に入ってカウンターに座ると懐かしい三人の顔がこっちを見ながら話の集中攻撃が始まったんだ。新潟のササヤカな土産を渡すとおばさんは恐縮してしまって、何かを用意し始めていたみたいだったよ。「豚丼」を注文するとおじさんが「聞かないうちにもう作ってますよ」だってさ。それに冷え切った体を温めようと「ラーメンを1杯」注文したんだ。話をあれこれしているうちに豚丼が出てきたんだよ。早速蓋を開けると、ご飯は山盛り、豚は超厚切で最初の一口食べたんだよ。思わず「ウマーッ!」と声にならない声をあげたよ。しばらくしてラーメンが2杯出てきたんだ。
「これは1杯を2つに分けたんだよ」と言うんだけど、具はチャント両方に入っていて立派な1杯だったよ〜!懐かしいラーメンを2人で啜って冷えた体を温めたんだよ。これもウマ〜!おばさんが更に
「新ジャガを蒸かしたんで食べるかい?」と言うと、すかさずおじさんが
「美味いものはおなかいっぱいでも食べられるから大丈夫」と言ってカウンターに1個づつ並べてしまったんだよ。そーじゃなくても豚丼自身が大盛なのに更にラーメンを食べたんだよ。もう北海道の最初の晩から折角少しばかりやせてきたてっちゃんのお腹の肉は元のモクアミになっちゃっうよ!。
折角だからと頂いてみたらこれがまたまたウマッー!内心ヒーヒー言いながら何とか全制覇したんだよ。ゆんさんもいつも小食を脱皮して何とかみんなの好意にお応えできたので良かったよ。それからまたひとしきりみなさんと話したんだけど、他店の悪口を言うわけじゃないけど「ぱの付く店」と「しの付く店」は作る人が変わったらしく市内でも評判を落としていそうなんだよ。
10過頃まで楽しい話を聞かせてもらってホテルに向かうことにしたんだよ。外に出る前に
「夜食に食べな」と言って、そのじゃがいもと缶ビールと一緒に持たせてくれたんだ。素直に嬉しいですよ。見知らぬ人たちとこうして親しくしてもらっていろいろ気を使ってもらって雨の中走ってきて良かった〜!みんなに見送ってもらって店を後にしたんだよ。
VIVA「味乃や」だよ。味乃や、サイコー。

さて今夜は定宿のパコ2が満館なので、パコ3に到着したんだ。帯広の街中はお祭りの最終日だったらしくて屋台の片付けや若者のカップルがウロウロしていたんだよ。ホテルにチェックインしようとしていると隣の店のシェフさんとオボシキ方がバイクの話をいろいろしてきたんだよ。バイクを駐車場に置いてきてチェックインを済ませると、速攻でゆんさんはパコ本館の天然モール泉に出かけて行ったんだよ。くまはシャワーを簡単に浴びて天気予報を見て寝ることにしたんだよ。予報では台風が北海道に向かっていると言っていて絶望的な天気だったんだよ。ゆんさんが戻ってご就寝タイムだぁ。

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